『大口吃遍台湾』は視聴者の方ならご存知の方も多いと思うが、基本的には私とカメラマンの二人で撮影に行っている。通常の撮影クルーは4、5人はついてくる形で、この手法でテレビの撮影をするのは案外難しいのではないか。実際、数年間の私も当初は、二人だけで果たして撮影は可能なのか、と疑心があったのだが、グルメレポーターの経験が生きてきた。
話しながら歩いたり、食べるものにコメントしながら歩く時、私は『編集が上がったもの』を想像しているのだ。そこで撮影中も欲しい映像をカメラマンに伝えながら進めることができる。これが逆にプロデューサーやディレクラーなどが帯同すると判断基準がぶれるため、複数の人間の『最大限』を撮影しなければならない。これは撮影時間のロスに繋がり、店にも迷惑をかけてしまうし、何より一般客と同じ雰囲気で食べ物を伝えたい私の番組の意に反することになるのだ。
映像をたくさん撮る→時間がかかる→機動性が落ちる→士気が落ちる・・・多くの人員を擁したクルーでのロケはそうしたデメリットを孕むことになってしまう。今回のロケもカメラマンと二人で行った。視聴者の皆さんには旅の臨場感を楽しんで欲しい。
有大大懂日文嗎

只看的懂4人 2人 其他不了
